トップページ> 健康 > 健康に生きる > 脳梗塞からの生還
・脳梗塞発生の通報
・脳梗塞からの生還
・曽川教授の
「ガンでは死なない」
・睡眠のリズム乱れたら
・腰痛対策

  脳梗塞からの生還

柴田さんの生還記

スポーツ・ジムでもっとも活発な柴田さんにも、脳梗塞で崖っぷちまで接近したことがありました。
でも脳梗塞は完治し、今では驚きの強靱さを誇っておられます。
皆様も脳梗塞に遭遇する可能性はあるので、「高気圧酸素治療室」の在る施設を日頃から選択しておいてください。

柴田さんが高圧酸素治療処置を受けた病院は:
*葛西循環器脳神経外科病院
住所 東京都江戸川区東葛西6-30-3
電話 03-5696-1611

柴田さんはNHKの元中継主幹で、三峡下りではサテライト・ウオッチャーを船に搭載し、三峡を下りながら宇宙経由中継をする、素晴らしい番組を作製なさいました。





陸上はほとんど、例えばマゼラン海峡まで踏破していたので、次は潜水の世界をお楽しみ!!!



▼柴田さんのHP:
・マリンダイビング
・マイギャラリー



▼柴田さんの述懐

ためしてガッテン(心房細動による血栓形成)をご覧になって。

正にこの通りです。
全てに当てはまる様です。頸動脈の血栓発病前は不整脈も有りました。
一番激務の頃は手で脈を取っても「空打ち」が分かる程でした。
初期治療とリハビリが功を奏した様です。「適度の運動!!!」が大事ですね。
水を飲み、気候にも気を付けましょう。



脳梗塞からの「生還」 2011.07.09 柴田豊博

 今から10年前、右半身が麻痺し入院した。3日前の金曜日、ひどい首の痛みに襲われた。仕事を急遽休み近所のかかりつけ医へ急行した。首への注射と丁寧なアロママッサージで痛みは軽くなってきた。翌土曜日は休日当番デスクであった、出勤しようとしたが、女房に強く引き留められ、代わりを急ぎ探し休む事にする。翌日の日曜日は小康状態が続き、ヤレヤレであった。

 月曜日の朝ベッドから起き出した、数歩で右の壁へドーンとぶつかってしまった。右足の感覚が全く無い。女房は近くの妹を呼び車で20分程の親類の医者へ運ぶ。実はその半年ほど前に、女房の兄が地下鉄で倒れ救急車で搬送された、脳梗塞であった。搬送された病院は脳神経の専門医がおらず回復に日にちがかかった。

 老練な親類の医者は一目で「脳梗塞」と診断、直ぐに友人の脳神経外科病院長へ電話し、専門医の精密診断を受ける事になった。この時は既に体の右側の感覚は失われていた。

 ポンプ付きの点滴が72時間続けられ、高気圧酸素治療のタンクへ毎日1時間入る。これは自分自身でも明確に分かる程の効果が感じられました。真夏に大ジョッキを一気に飲み干す感じです、酸素が体中に染み渡る感覚です、この時「なおる」と思いました。大量の点滴と共に高気圧酸素治療は一週間にわたり続けられた。女房が慌てて救急車を呼んだら、別の展開になっていた事でしょう。

 治療が続く中、入院3日目にはリハビリが始まります、やっと動けるほどの患者で繁盛?しています。他にやる事も無いので、リハビリに熱中???してしまいました。入院病棟を一回り歩ける様になった9日目の夕方、突然「明日退院」が告げられました。

 退院にあたり院長より話しがあった、初診の時は頸動脈の片側が完全に詰まり、右小脳がほぼ「死んで」しまっており、後1ミリほどで脳幹に達し間違いなく落命していたそうです。そんなに酷かったのかと改めてゾッとした。そして頸動脈は片側通行? なので今後は静かに生活するように指導を受けた。それからは2年間酒を一滴も飲まず、女房が作る「療養食」を食べ続けた。

 退院後2週間自宅で静養し、仕事に復帰した。それまでの激務とは大違い、定時退勤でした。トボトボと歩く様は、別人と見間違う程だったそうです。暫くはこんな状況の生活をしていました。

 一念奮起? このままではイカンと考え退職願を提出、強い慰留を何度も受けましたが、決意は変えず退職し、先ずは体作りの為スポーツジムへ通い始めました。今で考えられぬ程の軽い動きでも息も絶え絶え! 帰宅し青い顔をし寝ていると、女房が一言「そんなに辛いのならやめたら」との暖かい?言葉・・・う〜ん やめようかとも思いましたが、"なにくそ"と続けました。半年もすると見る見る体力も回復し、面白くなりました。そこへインストラクターからホノルルマラソンへの誘い、流石にマラソンは無謀と思い10Kmウオークに参加し、早いタイムでゴール、マラソンの応援をしていると頭の中で [マラソンを走ってみたい] と自分が自分へ語りかけます。直ぐに練習を始め翌年はマラソンへエントリーし5時間半で完走、体に自信が付きました。マラソンを完走すると「人生が変わる」と言われます。

 約2年が経過した、半年ごとの精密検査でMRI写真を見ていた主治医が「???」何事かと緊張する、ナント「頸動脈が2本見える」とのこと、首を中心にMRIと超音波エコーを撮り直したら、それは綺麗な血管が2本通っています。無くなった血管が再生?することは滅多に無い事だそうです、これで目出度く両側通行となった次第です。

 それからは地球を二回りする旅へ出たり、65才でスキューバダイビングを始め、暇に飽かせ勉強と訓練を重ね、アマチュアでは一番上のMSDを取得、海外の秘境を潜り歩くうちに潜水400本となりました。

 毎日通うジムでは5時間ほどノンストップトレーニングです、年会費をジム滞在時間で割ると1時間80円ほどになります!!! インストラクターが冗談に「そろそろお帰りになったら!」と言うほどです。

 1度は失った人生と思っていましたが、古希を迎える今、毎日が楽しく充実した人生を送れる様になった事を感謝致します。